痔の悪化や予防には正しいお尻ケアが欠かせません。
お尻が不衛生だと痔を刺激し、悪化する原因になります。 肛門はとてもデリケートですから、ティッシュオフする際は優しく押し当てて拭き取るようにしてください。何度もこすると患部を傷つけてしまいます。 また、肛門はシワが多いので、ティッシュオフだけできれいにするのは難しいところです。そのため、トイレの洗浄機を使ってきれいに洗い流すとよいでしょう。 このとき、水圧が強すぎないようにご注意ください。
外出先などで便意をもよおして、我慢してしまうことはありませんか?トイレを我慢すると、便秘になったり便が硬くなってしまいます。 また、便秘によって便がでにくいために長時間いきむと肛門周りがうっ血し、痔を悪化させることになります。スムーズに排便するためにもトイレは我慢せず、いきむ時間は短くするように心がけてください。 残便感があってもトイレに滞在する時間は、最長でも3分程度にとどめておきましょう。
湯船に浸かることは、血行促進、リラックス、疲労回復、お尻を清潔にするなど多くのメリットがあります。時間があるときは、できるだけ湯船に浸かるようにしましょう。 ただし、急に血行がよくなると痔が悪化するおそれがあるので、お湯の温度は38~40度くらいがよいです。
きれ痔、あな痔、いぼ痔などの肛門疾患でお困りなら、横浜にあります当院の肛門科へお越しください。当院では痔はすべて日帰り手術が可能です。これまでに、年間4,500例以上の手術実績がある当院では、驕ることなく患者さんを最優先に考えております。 日帰り手術に関することなら、お気軽にお問い合わせください。
普段から正しいお尻ケアを実践し、痔を予防していきましょう。
お尻は清潔な状態を保つ
排便後は正しくお尻を拭いて、清潔な状態に保つことを心がけましょう。
場所によっては洗浄機が無いこともあるので、外出の際は携帯用の洗浄液を持参しておくと安心です。
正しい排便習慣
湯船に浸かって体を温めよう